月の子日記

日々の勉強したこと。心と体を大切にしたくなる、ゆううつな気分が軽くなるような記事を書いています。

幸せになるために必要なもの

*- …-* こんばんは *- …-*

 

今夜は『嫌われる勇気』のおはなし

 

この本は昔から知っていたけれど避けていました。

月の子どもは自己啓発本はあまり好きではないからです。

追い立てられるような感じがして、苦しくなってくるので…

しかし、メンタル系の本でおすすめされていたので遂に手に取りました。

 

以下まとめです。

 

①怒りとは出し入れ可能な道具

②他者を変えるのではなく自分を変える

③他者の問題と自分の課題を切り離す

④他者から褒められることを求めない

⑤幸せを感じるには共同体感覚が必要

 

①怒りとは出し入れ可能な道具

アンガーマネジメントと言われて久しいですね。

頭ではわかるけれどなかなか難しい選択です。

6秒待つとか…待てたら怒ってないですよね…?

待てる人はいるのでしょうか。。

その怒りと自分を切り離すことで、平常心を保つということでしょうか。

 

 

②他者を変えるのではなく自分を変える

フロイトユング原因論、トラウマ理論など。

一方アドラーは目的論を推しているそうです。

原因を追い続ける限り、前に進めない。

 

悩みを消そうとするなら宇宙にひとりきりにならなければならない。

しかし、他者が存在するから孤独を感じることができる。

 

競争をすることをやめること。

昔の自分と今の自分とで競争しなさい。ということですね。

知ってる。そんなの。twitterで誰かが呟いてた。笑

でも、周りの競争に巻き込もうとする力が強すぎると思うときってどうすればよいのでしょう。

耳栓しながら仕事したいけどそうもいかないですよね…日頃の修行でしょうか…

 

 

③他者の問題と自分の課題を切り離す

これもどこかで聞いたことがありました。

例えば就活の面接で、「もし採用されなかったらどうしよう」と過度に緊張するのですが、

自分を向こうが採用するかしないかは、採用する側の問題なので

自分はそれまでの、挨拶から年収の交渉までを頑張ることは自分の課題。

そのあとの採用する側の問題(採用か不採用)を気にすることをやめる(自分から切り離す)。

これを聞いたときはなるほど。と思って緊張するにはするのですが、昔より、面接が怖くなくなりました。また、面接というより、商談と捉えると、より、自分の伝えたいことや聞きたいことも言えるようになった気がします。

 

とにかく内定をもらったからその会社で働くのではなく、最初に働いてみたいと思った会社だけれど、面接をすると「なんか違うな」と思うようになり、内定をもらっても自分から断る選択肢が出てくるようになりました。普通そうなのかな。笑

 

しかしそれでも失敗することありますよね。難しい。永遠のテーマ。笑

 

他者と問題を切り離そうと思っても、いらいらしてつらい。。どうしても他人をコントロールしてしまいたい自分がいるものです。これも日々の修行なのでしょうか…。

 

 

④他者から褒められることを求めない

この本に出てくる話は全体的に行動に移す難易度が高めです…

他者から褒められたい!と思うことは、他者の物差しで自分を測っているといこと。縦のつながり。

反対に、ありがとう、助かった、嬉しい、などは横の関係に基づくアプローチ。

つまり、みんなで助け合って生きてゆきましょう…ということでしょうか…

 

 

⑤幸せを感じるには共同体感覚が必要

会社で上司とのいざこざがあるのにその組織に共同体感覚を求めるなんて無理…

しかし、アドラー先生は会社などの小さな共同体から自分が切り離されても、大きな共同体(宇宙など)から切り離されているわけではないと言います。

そんな…さとりを開けということ…?

視野が狭くなることは危険!ということを言いたいのでしょうか。

 

共同体感覚を得るために必要なもの

自己受容、他者信頼、他者貢献

(最近フリーのデザインの仕事をしていて思うのですが、信頼って大事だなって考えさせられます)

 

◯自己受容→60点の自分を認める。その上で100点を目指すにはどうすればよいか考える。

◯他者信頼→他者を信頼する。他者が自分を信頼するかしないかは他者の問題。

◯他者貢献→自分を捨てて他者に尽くすのではなく、自分の価値を実感するためになされること。

 

こちらの3つをすべて手に入れると、共同体感覚が得られて、他者と自分を比べることなく、幸せになれるとのことです。

すべてハードルが高いですね…今の私には難しそうです。

 

過度に自分に期待しようとするのもよくないのでしょうね。何事も適度に…

 

 

*- …-* それではみなさま、よいゆめを。*- …-*